「突然、親が亡くなったけれど、何から手をつければいいのかわからない…」
「相続の手続きは難しそうだし、期限に追われて失敗したらどうしよう」
身近なご家族が亡くなられた直後は、悲しみや精神的なショックが大きい中で、葬儀の準備や役所への届出など目まぐるしい毎日に追われてしまうものです。少し落ち着いた頃に「そういえば親の財産や相続の手続きはどうすれば…」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
岩手県一関市に事務所を構える弁護士法人リーガルスピリットでは、相続問題をはじめ、不動産トラブルや交通事故、離婚など地域のご相談に幅広く対応しております。この記事では、親が亡くなった直後に必要な対応から、損をしないための遺産相続の全体の流れ、今すぐできる具体的な一歩についてわかりやすく解説します。
1. 親が亡くなったらまずやるべき相続手続きと初期の流れ
親が亡くなった後、まず取り組むべきなのは「期限のある手続きの把握」と「相続人の特定」です。相続の手続きには、提出期限が法律で定められているものがいくつか存在します。焦らずに、順を追って対応していきましょう。
死亡届の提出と身の回りの手続き
死亡を知った日から7日以内に、役所へ「死亡届」を提出する必要があります。通常は葬儀社が代行してくれるケースも多いですが、この手続きを行わないと火葬許可証が発行されません。また、年金受給停止の手続きや、世帯主の変更手続きなども速やかに行いましょう。
相続人の確定(戸籍謄本の収集)
誰が相続人になるのかを正確に把握するために、亡くなった方(被相続人)の「誕生から死亡までのすべての戸籍謄本」を収集します。ここで過去の転居や婚姻関係などを遡ることで、遺産を受け取る権利のある人を法律に基づいてモレなく確定させます。
相続財産の調査
亡くなった親が「どれだけの財産(あるいは借金)を残したか」を調べます。預貯金通帳、不動産の権利書、株式の通知書などを探し出し、財産目録を作成します。
当事務所では、難解な法律用語をなるべく使わず、ご相談者様が「今、何をすべきか」を視覚的にも把握できるよう平易な言葉で丁寧にご説明しています。培ってきた豊富な経験を活かし、どのような手順で手続きを進めるのが一番スムーズか、一人ひとりのご状況に合わせた見通しをご提示いたします。
2. 失敗しないための「期限付き」重要手続きとNG行動
相続手続きの中で、特に気をつけなければならないのが「期限」と「やりがちなNG行動」です。
法律で定められた重要な期限
特に注意したいのが、以下の2つの期限です。
- 相続放棄・限定承認(3か月以内)
親にマイナスの財産(借金や住宅ローンなど)が多く、相続を拒否したい場合は、死亡を知った時から3か月以内に家庭裁判所へ申立てを行う必要があります。 - 相続税の申告・納税(10か月以内)
相続財産の総額が一定の基準(基礎控除額)を超える場合、10か月以内に申告と納税を完了させなければなりません。
やってしまいがちなNG行動に注意!
親が亡くなった直後、親の口座からお金を引き出して葬儀費用に使ったり、身内の判断だけで実家の片付けをしてしまったりすることがあります。しかし、安易に親の財産を処分・消費してしまうと、「相続することを認めた(単純承認)」とみなされ、後から借金が発覚した場合に相続放棄ができなくなるリスクがあります。
判断に迷うような言動をとる前に、まずは現状を整理することが大切です。弁護士法人リーガルスピリットでは、どんなときも卑怯な手段は一切使わず、正々堂々とフェアに、相談者様にとって適正かつ最善の解決を目指す姿勢を徹底しております。無理に急いで行動を起こす前に、専門家へ現状をご相談ください。
3. 遺産分割協議と名義変更のポイント
相続人と財産がすべて確定したら、いよいよ「誰がどの財産をどれだけ引き継ぐか」を決める話し合い(遺産分割協議)を行います。
遺言書の有無を確認する
まずは、遺言書が残されていないかを確認します。遺言書がある場合は、原則としてその内容に従って財産を分けることになります。公証役場や自筆の遺言書を探すことから始めましょう。
遺産分割協議書の作成
遺言書がない場合、相続人全員で集まり、財産の分け方を話し合います。話し合いがまとまったら、全員の署名と実印の押印を行った「遺産分割協議書」を作成します。この書類は、後々の不動産名義変更(相続登記)や預金口座の解約手続きで必要となります。
各財産の名義変更・解約
協議書をもとに、不動産の名義変更手続きや、金融機関での預貯金の払い戻し・名義変更を行います。なお、令和6年4月より不動産の相続登記が義務化されましたので、放置せずに早めの対応を行うことが推奨されます。
話し合いの場面では、家族間・兄弟間での感情がぶつかり合い、協議が難航することも珍しくありません。当事務所では単なる法的な判断を下すだけでなく、ご相談者様が置かれた状況や複雑な気持ち、ご家族への想いに深く寄り添いながら、一緒に解決への道を歩んでいきます。
4. まずは「状況の整理」からご相談ください
親が亡くなった後の相続手続きは、提出書類が多く、法律上の期限も存在するため、個人だけで完璧に進めようとすると大きな負担がかかります。
「何から手をつければいいのか頭が整理できない」
「家族と揉めずに、円満に手続きを終わらせたい」
そう感じたときは、一人で抱え込まずに、まずは弁護士へご相談いただくのが近道です。
弁護士法人リーガルスピリットは、岩手・一関にしっかりと根ざした身近な法律相談窓口として、相続をはじめ離婚、交通事故、不動産問題から企業法務まで幅広い案件に対応しております。培ってきた経験をもとに、ご相談者様の不安な気持ちに寄り添い、今後の見通しや具体的でわかりやすい解決策を多角的にご提案させていただきます。
平日のご相談が難しい方にも配慮し、事前のご予約をいただければ夜間や土日祝日のご相談にも柔軟に対応しております。まずはお気軽にお問い合わせいただき、不安を安心に変える第一歩を踏み出してみませんか。
【事務所概要】
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